仮想通貨用語『マイニング』とは、「取引作業の承認作業」をすること!

マイニングとは 暗号資産

マイニングとは、採掘のこと。

一般的には、金などの鉱物を掘り出すための行為のことを言いますよね。

ですが、仮想通貨の用語としての意味は「ブロックチェーンの承認作業をすることで得られる報酬として新規発行されたコインをもらうこと」を言います。

これを、掘り当てるとも言います。

では、このコインを掘り当てるとはどういったことなのか、

ビットコインを使って説明していきます。

マイニングとは「取引作業に承認作業」のこと

マインニングとはまとめると「取引作業の承認作業」のことです。

では一体誰が承認作業をするのか?

実はこれ誰でもいいのです。

この取引作業の承認とは、データが入ったブロックを承認して次のブロックへとつなげる作業のこと。

このブロックは暗号化されておりこの暗号を解く必要があります。

そこで、この暗号を解いてほしいのですが…

でも、仮想通貨ではほとんどが非中央集権です。(中央に特定の管理者がいないこと)

それでは、ボランティアになってしまい。やる人は限られてきます、

でも、ブロックの暗号を解かないことには、承認されす未承認の取引がどんどん溜まっていきます。

そこで、この承認作業をした方には報酬として新規コインあげるよ!ということにしたのです。

このマイニングをする人のことを「マイナー」と言います。

そしてなんと、現在のマイニングの報酬は6.25BTCです。

計算したらすごい額になります…笑

え、それだとマイニングをすれば誰でも貰えるってこと?

そうなんです。これだとどうなったら承認できるかというルールがありません。誰が承認できるのかわかりません。そこで、「コンセンサスアルゴリズム」というものを利用しています。

マイニングの条件を決める「コンセンサスアルゴリズム」とは?

簡単にいうと、

「報酬をもらえるルールを決める」ことです。

コンセンサスアルゴリズムはコインによって違います。

ビットコインでは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)という仕組みを取り入れています。

これは、「ブロックの暗号を一番早く解いた人が勝ち」というルールです!

そう、マイニングとは10分毎で行われるレースで先にノンス値を見つけて暗号を解いた人に報酬をあげるよ!ということなのです。

このノンス値とは、簡単にいうと「ハッシュ値の最初の16桁が0になる数値」のこと。

一見簡単そうに見えますが、このノンス値を見つけるにはとても低いです。何億回、何兆回の試行錯誤を10分の間 に行わないといけません。

そして、この暗号を解くのはもちろんコンピュータです、

そう。一番早く暗号を解くには、性能のいいコンピュータがいいですよね。笑

なので、一般家庭にPCではほぼ太刀打ちできません。

それに、ずーと稼働しているので電気代もかかります。

なので、電気代が安い国や地域など場所が有利になります。

到底、一般家庭にあるPCでは太刀打ちできませんよね笑

こうして、先にノンス値を見つけた人に報酬が与えられます。この報酬が新しくコインとして発行されるというわけです。

そして、このレースの難易度は合わせられています。

マイニングの難易度を決める「ディフィカルティ」

この難易度のことを「ディフィカルティ」と言います。

ずーと同じ難易度だとどんどん新しいコインが発行されてしまいます。

逆にむずかしすぎると、10分いないに終わりません。

なので、このマイニングの難易度は調整されていきます。

※ビットコインでは2週間おきに調整されます。

さらに、ディカルティはコインの値段と影響するとも言われています

コインの値段が上がる

マイニングしたら儲かる

どんどん参加者が増える

でも、むずかしスギたら諦める人が増えて

やめる人が増えます。

マイナーが少なくなる

という流れになります。

なので、コインの値段と影響していると言われています。

このマイニングをするには、

パソコン

インナーネット

専用のソフトウェアがあればできます。

ちなみに、ビットコインの最初の作業はサトシナカモトが行いました、

最初の方は、一般のPCでもできたみたいですが、

今では、ASICという、専用のチップでないと勝負に参入ができません( ;  ; )

一般のPCは「CPU」

その上が「GPU」

さらにその上が『ASIC』ということです。

例えるなら、三輪車でスポーツカーに勝つという感じです。

そこで、このマイニングをして稼ぐ会社が出てきます。

マイニングは個人では到底勝てない!だからクラウドマイニングができた

マイニングは個人で勝つことはほぼほぼ無理ですよね。

そこで、安い土地を借りて24時間稼働できる場所を使えたらコストを抑えてマイニングすることができます。

マイニングをするためだけに作られた会社ということですね。


そこで、個人では勝てないので、このような会社に投資して
この会社が掘り当てた報酬を一部をもらえる仕組みが出来上がりました。

会社としても自分もウィンウィンですね。

このようなことを「クラウドマイニング」と言います。
クラウドファンディングと似ている感じだと思ってもらったらOKです!

ですが、これらの会社は継続が難しいのもあり、撤退する会社も多いのも事実。

難しいところですね…。

【まとめ】マイニングとは「取引作業の承認作業をして報酬として新規発行されたコインをもらえる」こと

それでは、マイニングについてのおさらいです。

  • 取引作業の承認作業をする
  • 報酬として新規発行されたコインをもらえる
  • マイニングをする者をマイナーと呼ぶ
  • 承認作業とは、ブロックの暗号を解くこと
  • 暗号がノンス値を見つけること
  • ノンス値とはハッシュ値の最初の16桁が0になる数値のこと
  • そして、このノンス値を最初に見つけたものに報酬をあげるよと決めた「コンセンサスアルゴリズム」がある
  • さらに、マイニングには難易度がある
  • この難易度のことを「ディフィカルティ」という
  • マイニングを行う会社に投資することを「クラウドマイニング」という

仮想通貨の用語は最初は難しいですが、いくつか本を読んでみると
点と点がつながりますので、理解を深めていきましょう♪

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